顧客管理をシステム化する事によって、業務の効率化を実現

会社概要
株式会社キレイナ
(株式会社ディアハート グループ)
業種
衣類・服飾雑貨のメンテナンス及びクリーニングサービスクリーニング・メンテナンス関連用品・洗剤等の販売衣類の保管
業務スタッフ数:25名

株式会社キレイナは、ネットクリーニング事業を嘗て手作業で運用。作業の効率化を図るべく、2019年3月にcleaning.shopを導入。Cleaning.shopを導入した事によって、管理面でのコスト負荷が減り、より営業に特化できる体制になりました。

課題

  • 集荷の際、毎回集荷キットを郵送していたため発送業務が大変
  • 顧客管理を全て手作業で行っていた為、全体管理やお客様との連絡が煩雑
  • クリーニング業務の流れを把握をしたうえでシステム構築が行える業者選び

決め

  • 注文時に指定された集荷先に、ヤマト運輸が直接集荷に伺ってくれる
  • 一気通貫での管理のため、全体管理・カスタマー管理が簡単にできる
  • クリーニング工場の流れを把握した上で構築されているシステム
  • イニシャルコストが圧倒的に安い

導入効果

  • 注文数が3年で3倍増
  • 顧客管理がシステム化されたことでの作業効率向上
  • 荷物の集荷が自動化されたことでの作業効率向上
  • 自動化されたことでお客様満足度の向上

株式会社キレイナ 常務取締役 松本行生 様 インタビュー
事業を大きくしていくために、管理のシステム化と自動化の必要性

-御社の企業概要を教えてください-

キレイナの技術チームは、元々ウェディングドレスや 歌劇団の舞台衣装のクリーニング・メンテナンスを、 日本で最も多くの依頼を受ける株式会社ディアハートの技術スタッフです。婚礼衣装は一生に一度の縁起物。歌劇団衣装は人に憧れと感動を演出する為の衣装なので、当然シミや汚れは絶対に許されず、失敗もできない。その多くはハンドメイドでデリケート、そして一点ものは、 当然取扱い表示もなく、素材も知らされていない。 そんな衣装たちをひとつひとつ素材や状態を見極め、 生地に負担をかけずに極限までキレイにしていく という作業を長年続けてきました。

そうして培われた最高の技術と知識、感性と情熱を プロのお客様だけでなく、洋服を大切にしている 個人のお客様にも提供したいという思いで 2017年11月にキレイナのサービスが立ち上がりました。

-キレイナのサービス開始当時の状況について教えてください-

2018年にはHPが立ち上がり、夏よりサービスをスタートしました。当時スタッフは5人でお客様から注文をいただいてから、手作業で集荷キットの配送〜お客様との見積のやりとりなどEメールで行い、管理はExcelで行なっていました。

サービスが認知され始めると月間100件ほどの注文になり、新たにご注文いただいたお客様とのやりとりと並行して、見積進行中のお客様とのやりとりもあるため管理が大変で、今後事業を伸ばしていくためには、システム化する必要性を早くから感じていました。

-従来の環境からcleaning.shopとの出会い-

ホームページのリニューアル構想と管理のシステム化の必要性を感じている中、2018年秋頃にcleaning.shopに出会いました。直ぐにアポをとり、ヨシハラシステムズが運営するせんたく便の工場へ見学に行き、その場でcleaning.shopを導入することを決めました。

導入の決めては、既に宅配クリーニングの仕組みがであがっていること、イニシャルコストが圧倒的に安いこと、クリーニング工場の流れを把握した上で構築されてるいシステムということが決めてです。導入を決めてからリプレイスまではとんとん拍子で進み、2019年春に新たなスタートを切り現在に至ります。

-導入された後の反応や手応えはいかがでしょうか-

システム化したことで、圧倒的に楽になりました。注文からお届けまでのフローが整備されたことで管理面でのコスト負荷が減り、より営業に特化できる体制になりました。特にお客様がクリーニングに出される荷物の引き取りが自動化されたのが一番のメリットです。今までは注文を受けたあと、工場から集荷キットを送る作業がありましたが、現在は注文と同時にヤマト運輸が最短当日に伺ってくれるため、工場は荷物が届くまでスタッフは何もしなくていい。労力のかかるスタッフの仕事が一つ減ったのは大きいです。

お客様にとっても、今までのキット配送の場合、いつ届くのか分からないという不安の声がありましたが、注文と同時に集荷日を決められるようになったのは大きなメリットだと思います。他にも、商品の誤発送や衣類の入れ間違いなど事前にアラートでお知らせする機能もあることで未然に防ぐことができ、お客様もマイページでご自身が依頼したクリーニング品を写真で確認したり、ステータスを確認できるので便利です。

また、ヨシハラシステムズは、今までせんたく便で蓄積された集客や営業に関するノウハウを共有いただけるので、その点もキレイナの営業に生かしています。

-今後の取り組みについてお聞かせください-

おかげさまリプレイスする以前と比較し、注文の件数は3年で3倍近くになってきました。今後も見積式クリーニング=キレイナと広く認知されるよう営業していきます。

また、今までインターネットの受付のみで「直接相談したい」「顔の見えない相手に依頼するのが怖い」と言った声が寄せられたことから、キレイナの工場を一部改装し、直接持ち込める実店舗を構えました。実店舗を構えることで今後もより安心してキレイナをご利用いただける環境作りを行なっています。